【あれやこれや・こども】 いろんな顔が思い出せるよ

「お腹空いた」は安心のサイン。

私が仕事を終える頃には窓の外のあちらこちらのお家から、いつも晩御飯のいい匂いが漂ってくる。
いつぞやは頑張ってひじきを炊いている時に«日清やきそば»の匂いがしてきて
「えーい!こんなもの!」ひじきを丸ごとひっくり返して
我が家も日清焼きそばにしたくなった位、誘惑的な匂いがした。

他にも甘辛いお醤油の煮詰まる匂いや、揚げ物の香ばしい匂い。
ケチャップやカレーの今にも胃袋が喜びそうな匂いが窓からしてくると、
「みんな頑張っているんだよ、あんたもファイト・ファイト!」と背中を押されている気になる。
親がどうだろうとお構いなしで、いつの日も子供は腹が減るんだもの。

 

話は変わるが、私は「お腹いっぱいの時は、悩みは止まる」と思ってここまで来た。
幼い頃から祖母に言われてきた【お腹いっぱいだと涙が止まるから、ほらお食べ】
というワードが刷り込まれているのだ。
若い頃に悩みすぎて食欲が落ち、余計な深みにはまっていってしまった事もあって、
以来、悩み事があると無理しても食べることは気を付けてきた。
【やけ酒】や【やけ食い】なども効果として同じくくりなのだろうか。いつか調べてみたい。

大きくなってから実際に、じゃりン子チエのおばあちゃんが
「ひもじい 寒い もう死にたい 不幸はこの順番で来ますのや」というセリフを目にした時、
戦時中には、なにかこういう教えがあったのかしらとも思ったのだった。

 

素敵なツイートがあったので引用させていただきます。

 

なので私は、子供達には【お腹いっぱい食べさせる】をテーマにしてきた。
もちろん無理強いはしないが、いつもより多く食べたり食が細いようだと
『今日はなにかいい事や嫌な事があったのかしら』とバロメーターとしても見てきた。

豪華じゃなくていい。いや、豪華が方がいいのだろうが。そうもいかん。
たくさん笑って、「うまいうまい」とお腹いっぱい食べた後の子供たちの顔。
見てるだけでこっちまで救われた気になる。

そう思ったら、私は毎日毎日「作らされている」んじゃなくて、
子供たちが大きな口で食べている姿を見て、勇気や活力みたいものを
もらっているのかも知れないなあと思ったのでした。

楽ちんに逃げる日も多くあるけれど、やはり【子供たちが食べている時の顔】は、
どんな表情だって忘れずに覚えていたい。
私だけにしか価値のない、けれど大きな宝物です。

かーつぼ

女。過去の写真は半笑いのものしかありません。
得意顔は、半笑い。人生も、そんな感じで生きてきました。

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