【あれやこれや】夏のごはん。湯気から逃げる。

夏のご飯に湯気はいらない

 

しっかり夏よね。暑いのはもう飽きたよ。

 

しっかりババアなもんで、汗もすかっと出てくれない。
お風呂上りからじわじわ。ご飯作ってはじわじわ。なんというか、
もっとこう【かっぱーん!】と開いてくれないものか。毛穴よ。

しっとりじんわりと滲み出るようにしか出ない、まるで塩をまぶされたきゅうりか、て。
OKそこまでだ。もう充分。少しづつ水分を絞り出す漬物たちの気持ちは、判り過ぎる程に理解できた。

それに比べて。我が子達の、キラキラした汗がとても眩しくて美しいこと。若さ故なのだろうか。
自分の若い頃を思い出してみるが、あんなサラサラとした、弾くような汗をかいた覚えがない。

 

産まれた時から【おうち大好きインドアリスペクト派】だったしなあ。
おませなラッパー風に言ってみたが、夏は「汗をかくとべとつくから」冬は「凍えると肩がこるから」
なんだかんだで空調の効いた室内にいるのがデフォの身体を作り上げてしまった。

だもんで、この時期になると外に出た途端に表情筋は死に、呼吸するたびに入ってくる熱風に
吐きそうになってしまう。さながら昭和アニメの日傘必須のワンピース病弱少女。
実際は茹だこのように赤黒い顔をした無表情ババア。
相当怖いと思う。うるさい。

 

そんな体たらくなので、必然的に家の中でも冷たい食べ物を求めて、
毎日の食卓テーマは「湯気が出ない美味しいもの」に限られてくる。
日中に家事をして汗をかくついでに火を使っておかずを作り、夜まで冷蔵庫でスタンバイして頂く。

 

豆ごはんさんにも炊き立てであろうが、しっかりと冷え冷えに化けて頂いて。

カットトマトさんには問答無用で、食べる前に冷凍庫に入って頂く。

焼き浸し茄子さんには、「冷えてないと食べてあげない」と無慈悲な通達を出す。

それでも出来立ての物を一品付けるとなると、熱々のお味噌汁に

これくらいでご勘弁いただきたい。キッチンで15分以上格闘できない。

子供達が「めっちゃ美味しい」と食べてくれる事に甘えまくる。
なんでもお腹いっぱい食べてくれるから助かるよ。ありがとうね。

今思ったけれど、全部「日本酒に合う絶品おかず」じゃないか(わざとらしい)

夏は特に野菜がさっぱりと美味しく感じる。そら呑んじゃうよね。かぺかぺと。

これは焼酎のロック。

夏っていいよね。最高。(どの口が)

出来れば10月くらいまで、おうちの中で涼しく過ごしていたいかーつぼでした。

かーつぼ

女。過去の写真は半笑いのものしかありません。
得意顔は、半笑い。人生も、そんな感じで生きてきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です