トンネルを抜けるとなにが待っているのだ?

2023年 9月 5日 木曜日

少しづつ身体に変化が起こっている。
実母を亡くしてからというもの、神経がノロマになってしまった様な感じが
続いていたのだが、何がきっかけなのかここ最近、神経が澄んできた気がする。

調べてみると、ある記事を見つけて目から鱗が落ちまくった。

悲嘆反応というらしい。
(記事:さいたま市こころの健康センター 「こころのホームルーム」より)

↑この記事を読んで、自分の体といえど、人体とはとんでもなく不思議なものだと思った。
ちなみに、私が体験したものはこんな感じだった。

・なにを見ても聞いてもなんの感動も驚きも怒りも湧いてこない。
・聞いたそばから忘れて思い出せない。
・文章が纏まらなく打っては消しの繰り返し、句読点も文体もおかしくなる。
・音が神経に触る感じで以上にやかましく感じる。
・信号が変わったことに反応しない。(目では認識している)
・献立が浮かばない、調理時間が長くなった(段取りがくそになる)
・味がしない。薄い。

・常に身体が重い。ちょっとしたことも億劫。
・考え事が結果までいかずにグルグル回りつづける。
・気づかれまいと平常を保つが、笑顔が作れない。(涙が出てきて断念)

とまあこんな感じで、ほとほと怖くなってしまった。
自分では、実母との別れは寂しいけれど消化できていると
前を向けていると思えていたのに、である。

【自分の意志とは、自分の身体とはなんだ?】本気で判らなくなり、
無理矢理身体を使って試してみようとしたこともあったのだが
疲れが8倍くらいになって帰ってきたので諦めた。


なのに、である。

ここ何日か、スッキリと考え事が消えていることに気が付いた。
実母の初盆を終えて、やっと心が整ってきたのだろうか。
長女が巣立ち「ちゃんと生きているのやら」と気を張っているからだろうか。

ともあれ、気力や神経がムクムクと起きてきている感じが、かなり嬉しい。
まだ通過点なんだろうが、眠っていたこの一年間分、
たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん感謝して気づいていきたい。

よっしゃ、復活は近いぞ!!

かーつぼ

女。過去の写真は半笑いのものしかありません。
得意顔は、半笑い。人生も、そんな感じで生きてきました。

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